世界の茶産地・日本の茶産地

世界の茶産地

世界では、多くの国でお茶が作られていますが、茶樹は温暖な気候を好む植物であることから、あまり寒い国では作られていません。大体、中国の中南部地方からスリランカ、インドなど温暖な地方の東アジア地域に集中していて、ヨーロッパやアメリ力などではあまり作られていません。

日本もお茶を多く作っていますが、産地は関東以南の地域に多く、新潟県から茨城県を結ぶ線が茶栽培の北限(茶の栽培の北の限界)とされ、東北や北海道など寒い地域や雪の多い地域ではお茶は作られていません。

それと、国によって作るお茶の種類が違うね。世界で一番多く生産され飲まれているのは紅茶で、主な生産国はインドやケ二ア、スリランカ、次に生産量が多いのは緑茶で中国や日本、ウーロン茶は、生産量はあまり多くないが中国や台湾で生産されています。 日本のお茶の九十パーセント以上は緑茶です。緑茶は中国が日本の二十倍以上作っていますが、ほとんどが釜炒り茶(茶葉を釜で炒って作る)で、緑茶といっても褐色のお茶です。日本は茶葉を蒸気で蒸してから作るので緑色をしています。同じ緑茶でも中国の緑茶は釜炒り茶、日本の緑茶は日本茶と呼んでいます。

世界のお茶生産量ベスト10 2013年統計(FAOSTAT)
世界の茶園

日本の茶産地

こでクイズを一つ出します。 日本で一番お茶の面積や生産量が多いのは静岡県、これは誰でも知っていますね。それでは、第二位、第三位は何県でしょう。

答えは、第二位は鹿児島県、第三位は三重県です。

日本でお茶の栽培が本格的に始まったのは、今から八百年ほど前の鎌倉時代初期といわれています。古い書物には、栄西という有名な僧が仏教(禅)の修行のため宋国(現在の中国)に渡り、たくさんの茶の実を持ち帰り、京都高山寺の僧、明恵上人か この茶の実を貰い京都栂尾に茶園をつくり、山城宇治(宇治市)や伊勢川上(三重県)、近江高島(滋賀県)などに植えたのが日本でのお茶の栽培の始まりと何度も説明したとおり、お茶の栽培は京都から始まったと考えられます。

江戸時代になってお茶の栽培は全国に広まり、現在の日本でのお茶の栽培面積や生産量は表のとおりで、静岡県がダントツ一位で日本の茶生産量の四十%ほどを占めています。ついで鹿児島県、三重県、京都府と続いていますが、長い歴史の中でお茶の産地も大きく変動し、統計的な資料はないが、いろいろの古い書物を調べると、江戸時代には三重県が一番の茶産地であったのではないかと考えられます。

静岡県が飛躍的にお茶の面積が増えたのは明治時代、また、現在二位の鹿児島県は、百年前には、ほとんどお茶は栽培されていなかったが、現在では静岡に迫る勢いでお茶の面積や茶生産量は増加してきています。

茶生産府県ベスト10(平成25年茶業統計)

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