お茶とカフェインの知っておきたい関係:心地よいティータイムのために

お茶には150種類以上の成分が含まれていますが、その中でも特に注目されるのが「カフェイン」です。

コーヒーにも含まれる苦み成分の一種で、眠気を抑えて集中力や注意力を高めたり、気分を向上させたりといった多くのメリットがあります。また、脂肪燃焼の促進や運動パフォーマンスの向上に寄与するという研究データもあり、私たちの生活に活力を与えてくれる存在です。

一方で、摂取するタイミングや量には少し注意が必要です。

カフェインの「半減期」と上手な付き合い方

カフェインを摂取してから、体内でその量が半分に分解されるまで(半減期)には、約5〜6時間かかると言われています。そのため、午後遅くに摂取すると、夜の寝つきや睡眠の質に影響が出ることもあります。

また、継続的に多く摂取しすぎると耐性がつき、急に控えた際に倦怠感や集中力の低下を感じる「離脱症状」が出る場合もあります。カルシウムの吸収をわずかに阻害する性質もあるため、特に妊娠中の方はWHOの基準で1日200mg以下(コーヒー約2〜3杯程度)に抑えることが推奨されています。

カフェイン構造式

化学式: C8H10N4O2

Caffeine

飲み物別・カフェイン含有量ガイド

日本の食品安全委員会が示している、1日当たりの摂取目安量は以下の通りです。

対象摂取目安量
成人400mg/日 以下
妊婦200mg/日 以下
子ども体重1kgあたり2.5mg/日 以下

※体質により個人差がありますので、あくまで目安としてください。

では、私たちが普段口にする飲み物には、どれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。

飲み物カフェイン (mg/100ml)備考
玉露約160mg別格の高さ。少量を楽しむのが基本
エスプレッソ約60mg1杯(30ml)で約60〜75mg程度
ドリップコーヒー約40mg1杯(150ml)で約60mg程度
エナジードリンク約30mg製品により大きく異なる
深蒸し茶約20mg普通の緑茶よりやや多め
紅茶約17mg抽出時間によって変動
緑茶(煎茶)約15mg番茶などはこれより低め
ほうじ茶約10mg焙煎の工程でカフェインが揮発
コーラ約5mg清涼飲料水としての微量含有
カフェインカット緑茶約5mg藤八茶寮の商品(75%オフ)
麦茶ほぼ0mgノンカフェイン飲料

美味しさを諦めない「藤八茶寮」のカフェインカット緑茶

「夜もお茶を楽しみたいけれど、眠れなくなるのは困る」「妊娠中や授乳中でも、本格的なお茶の味を楽しみたい」……そんな声にお応えして生まれたのが、藤八茶寮のカフェインカット緑茶です。

私たちのカフェインカット緑茶は、薬剤を使わず「水と二酸化炭素」のみを用いる超臨界二酸化炭素抽出法を採用しています。

  1. まず、深蒸し茶からカフェインを85%除去します。
  2. そのままだと失われがちな「濃厚なコク」と「まろやかな旨み」を保つため、あえて高品質な深蒸し茶を黄金比で再ブレンド。
  3. 最終的にカフェイン75%オフという、美味しさと優しさを両立したバランスに仕上げました。

100ml当たりのカフェイン量は約5mg。これはコーラと同程度で、一般的な緑茶の3分の1以下です。お子様からカフェインに敏感な体質の方まで、伊勢茶ならではの薫り高い風味を安心してお楽しみいただけます。

まとめ:シーンに合わせて賢く選ぶ

カフェインは決して「避けるべきもの」ではありません。仕事中の集中力アップや、アクティブに動きたい時には強い味方になってくれます。大切なのは、時間帯や体調に合わせて飲み分けること。朝の目覚めには力強い深蒸し茶を。そしてリラックスしたい夜や、ご家族で囲む食卓には藤八茶寮のカフェインカット緑茶を。上手に使い分けて、心豊かなティータイムをお過ごしください。

Japanese

日本茶インストラクターリーダー 高瀬 孝二著