20 お茶に関する諺
昔からお茶に関する諺はたくさんありますが、主なものを紹介します。
〇朝一杯のお茶は幸運を呼ぶ/朝茶はその日の難逃れ/朝茶は福をなす 最近の研究では、お茶にはカテキンという殺菌作用のある成分が含まれ、また身体や精神をシャキッとさせるカフェインという成分が含まれているので、朝の食事前に飲むお茶は目覚めも良く一日中元気で過ごせるという意味。
〇朝茶は七里帰っても飲め 朝お茶を飲むのを忘れて旅に出たとき、七里(28キロメートル)先まで行っていても帰ってきて飲め。これも朝茶の効能を表した言葉。
〇朝茶と梅干 朝の空腹時にお茶に梅干を入れて飲むと、お茶の成分(カテキン)と梅干の成分(クエン酸)が混じり合って胃や腸を殺菌し、身体に活(元気)を入れるとの意味。
〇濃い茶は毒気の薬 濃いお茶は身体の毒を除くとの意味。お茶の成分(カテキン)は抗菌作用があり、食中毒の予防になる。
〇お茶を飲むとホッとする お茶にはアミノ酸の一種のテアニンという成分が含まれており、リラックス効果がある。お茶を飲むとホッとするのはテアニンの効果といわれている。
〇茶柱が立つと縁起が良い 朝いれたお茶に茶柱が立つと、今日は良いことがあるという縁起かつぎの言葉。人には言わない方がよいともいわれる。
〇宵越しのお茶は飲むな お茶は淹れたてが一番おいしい。一晩置くとおいしさを失うとの意味。
〇日常茶飯事(にちじょうさはんじ) 当たり前に行っていることの意味。ご飯を食べてお茶を飲むことは毎日普通に行っていることからでた言葉。
〇お茶の子さいさい 手軽で簡単なこと。お茶の子とは茶菓子のことで、茶菓子は簡単なお菓子が多いことから出た言葉。
〇鬼も十八、番茶も出花 若い女性は誰でも美しく見える。安い番茶も淹れたては香りが良いとの意味。
〇へそで茶を沸かす おかしくてたまらない。ばかばかしくて仕方がないとの意味。
〇お茶を濁す その場しのぎでごまかしてしまう意味。茶道作法を知らない人がいかにも知っているようなふりをしてその場をごまかすことから。
〇お茶を挽く とくに用事もなく暇なこと。石臼でお茶(抹茶)をゆっくりと挽いている様子が暇に見えることから来た言葉。
〇親の甘茶が毒となる 子どもを甘やかして育てるのは子どもには良くないとの意味。
〇お茶と情けは濃い濃いと 薄いお茶を出すのはお客に失礼。お茶も人情も濃い方がよいとの意味。
















